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メデューズ (帆走フリゲート) : ウィキペディア日本語版 | メデューズ (帆走フリゲート)
メデューズ()は、フランス海軍のパラス級40門帆走フリゲート。1810年進水、就役。ナポレオン戦争後期、1809年から1811年にかけてのモーリシャス侵攻に参加し、またカリブ海でも活動した。メデュース号、メデューサ号などと表記されることもある。 ブルボン王政復古後の1816年、輸送船並みの武装に改修され、植民地の返還を受けにセネガルのサンルイに赴くフランス官僚を輸送することになった。しかし艦長は政治的理由で任命された亡命貴族で、海軍士官として不適格であり、メデューズはその不適切な航海指揮によってアルガン岩礁に乗り上げ、破壊された。難破の後、乗員乗客は筏を作ってそれに乗り移ったが、艦の端艇が牽引を放棄したため、筏は漂流することとなった。この試練を生き延びたものはわずか15名だった。 筏の運命は大衆の関心を呼び、メデューズの事件は帆船時代における最も有名な海難事故のひとつとなった。画家テオドール・ジェリコーはこの事件に取材して、フランスロマン主義絵画の象徴とされる『メデューズ号の筏』を描いた。 == 艦歴 == メデューズは1810年9月26日にナントで就役した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メデューズ (帆走フリゲート)」の詳細全文を読む
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